2013/01/02(水)1月2日
片田舎のちょっとした森で迷子の少女と出会う。
少女はなんか鋭利な王冠のようなものを被っていたのだが、
なんか尖っていて、この辺で着けてるのは危ないなと思ったので、
没収することにした。
帰る場所もなく帰る方法もなく、
正体を隠したまま僕と一緒に暮らすことになる少女。
どれくらい時が流れたかわからないが、
僕も、夕食の時に知らない男の話をされて不機嫌になるくらいに
少女のことを気に入り始めていた。むむーっ。
死んだ父の友人だといって寂しげに笑うので、
死んだ父に免じて許してやることにする。
村の暮らしにも慣れた頃に、帰らなければいけない理由ができる。
詳細は知らんけど、なんか帰らなければいけないらしい。
なんかこの子との生活もいいなぁと思っていたからちょっと残念。
いざ、旅立ちの朝、
本当はお前を殺しに来たのだと正体を明かして涙する少女。
きょうがくのじじつ!
実はラスボスであるところの魔王様(少女)が
勇者(僕)の寝首をかきに来ているのだが、
それを僕は知るよしもなかった。
魔王様は相手を魅了して自分の思いのままに操る能力を持っていて、
勇者のことを殺すチャンスはいくらもあったのに、
一緒に暮らすうちに逆に僕に惹かれ始めてしまったらしい。
魔力の大部分が僕が取り上げた王冠にあったことも教えてくれる。
いつか私を倒しにくることがあれば、と自分の住んでいる城に張り巡らされている罠の詳細を事細かに教えてくれる。
??? これは会いに来てと言ってるのか?
住んでいたところに帰るには、空高く上る必要があるというので、
見晴らしのよい緑の丘から、ちゅーいんぐばるーん を使う。
# 実は僕は駄菓子を使って戦う勇者だったのだ!
が、実際2メートルぐらい上がったところで急に彼女の姿は消えた。
見えなくなるまで高く上っていくことを想像していた僕は、
思わず「そんな高さでいいのかよ!」と声に出して突っ込んでしまう。
ばるーんだけが飛んでいく。 ※ ばるーんは非常に高価だ……!
そこで目が覚めた。 なんだこの初夢。
今日から仕事です……。