2009/03/26(木)ああ
親友が死んだ。
旧友から掛かってきた電話はそう言っていた。
もう何年も会っていなかったけれど、
ほんの2,3日前にふと、彼のことを思い出して、
いつか一緒に酒でも飲めたらいいなぁとか考えていたばかり。
にわかには信じられなかったが冗談ではないようだ。
そんなわけで、実家に帰ってきた。
葬式に出て、他の旧友や恩師とも会った……。
遺影を前にしてみて、それでも現実味があるのかないのか、
よくわからん。どうしてだろう。
悲しい? 悔しい? 何とも言えない気持ちで。
無念さ、か。なんでだろう。なんで?
新幹線の中で考えてた。考えてた? ぼんやり思ってた。
人は死ぬ。
人間は死ぬんだ……。
死ぬんだなぁ、人って……。
私は案外ドライで、誰かが死んでも何かを失っても、
あっさり飲み込み受け入れられると思っていたけれど、
誰かが死ぬのは、想像以上に重たいことだと感じる。
言葉は悪いけど、リアルに。まだ、友達という立場だったから。
本当に、大事な人が死んでしまったら、どう、なるのか。
どう、なるのか……。