2009/01/04(日)2次創作
コミケに行ったよ。
2日目の西は東方系のおかげで結構えらいこっちゃ(?)だった。
東方系、と書いたけど。今や東方はそれとしてカテゴライズされるほどすっかりメジャーになった。中にはこの状態を快く思わない人もいるようで……原作信仰とでも呼ぶのかなぁ。引退しようかな、なんていう声をふと聞いてしまったので思うところを書いてみる。
たとえば私はメイドさん好きーだけど、今は下火になりつつあるメイドカフェが流行りだしたころにはちょっと寂しさみたいなものを感じた、ような……? うーん。それでも不快さとかそういうものを感じることはなかった。
私にだって好きな作品の一つや二つ。というかもっといっぱいある。たくさんある。そして、当然のように原作ぜんぜん無視した同人誌とかもいっぱいある。工口も。でも、まぁ、わかる。理解する。いろんな世界があって楽しいと思ってしまう。
そのコミュニティ、世界が自分にとって理解できるうちはいいけれど、それでは、やはりすぐそこに存在する理解できない世界に対してはどうする。そんなことを言ったところで、様々な作品が世の中にはあふれてて、様々な楽しみ方をする人たちがいて、そういう人たちの存在を認めなくては私の存在もまた認められない。オタク文化ってそういうもんだったよね。
私は私の理解を超える世界には出会っているけれど、私が消えて欲しいと思う世界には出会ってない。それは幸せなことなのかもしれない。
何か根本的に論点がずれているのかな。
自分の好きな作品を取り巻く2次創作的な部分の大多数が、自分の嗜好と合わない方向で埋め尽くされてしまっている状態でどうするかということなんだろうか。それは多数決社会においてはどうしようもないのかもしれない。でも、多数決社会だからといっても、オタク文化においては誰もあなたの主張を否定しないし、あなたの楽しみ方を否定しない。古きよきが好きなれば古きよきに住みつけばいいと思う。新しいものを求めるのもまたよし?
やっぱ私にはよくわかんにゃいです。わかんないですが、そういう世界もあることを私は認めます。あんまいろいろ考えないで自分の好きなものだけ摂取すればいいように思うんだけどね。
眠くてまとまんねーので糸冬。