2006/03/11(土)ひぐらしのなく頃に6
読了ーというかクリア。
今回は第六話。罪滅ぼし編ですね。
さすが「難易度ゼロ」、今回の話が一番わかりやすかった。
圭一が「ここではない世界の自分」の記憶に気づいて話が進展するとこがある種のループアドベンチャー?
クオリティたかす。
以下ネタバレ含読書感想文。遊ぶ人は見ない方向で。
途中まで明るいいいムードで来て、これがまた崩れていくのかなぁ、と思うと、やっぱり崩れて……。
圭一の視点とレナの視点とが切り替わってストーリーが進んでいきます。
途中で誤解が生じて、だんだんお互いの感覚がズレていくあたりにやきもき。
「あー、またやっちゃうのかよー」とか思ってましたが、今回は気づきましたね、圭一。
最後のダンスシーンはドキドキものですよ。名人vs名人!
正直、月をバックに踊る二人の姿には、高揚を感じずにはいられませんでした。
「あー、もう、なんだこれ、なんだこれ」(←笑
もちろん、あれこれ悲しいイベントもたくさんあるわけですが、
ひぐらし始まって以来のハッピーエンドですね!
ぐっときた! よかったです。
4話の終わりで思った通りですが、やっぱり梨花がキーなんですね。
今回は圭一と梨花しか持っていないパラレルワールドの記憶。
なんかそういうシーンが妙に好きです。
つーか、あの、もうひとりの梨花の性格や雰囲気が好きなのかも。
で。前回に引き続き、良曲が多いです。
みんないいんですが、メインテーマ担当してるdaiの人が特にすげーなと思いました。
頭一つ飛び出てクオリティ高い感じです。
中でも一番は feel でしょか。ピアノー><
Birth and death とかもいいんですが、弦が薄味だったり、ケツがぶちっと終わってたりするのが残念。。
薄味というか、タメ方とかクレッシェンドなんかの音楽表現は上手いと思うんですが、どうも音が薄いっちゅーか……。
あー、弦1オクターブ下でもよかったんじゃない? なんてω
チューニングをちょっと弄った曲もありましたね。
チューニングを弄ったピアノってのも違和感ないでもないですが、慣れてくると心地よいですね。
ちなみに、空夢やSoul scourとかがそうです。
daiさんの曲はどれも素敵な曲です、はい。
他には Sheep counts とか好きかもです。
考察シーンなのですが、曲名では羊を数えていますω
ED曲とかダンスシーン曲とかその辺展開がベタで、一発で「あ、煉獄さんだ」って感じですが(笑
この人の曲は、その曲自体を聴いたことなくても、イントロ聴けば一発でわかります。
「ベタ」なのに「個性」とは、不思議なものですね。
はっ、楽曲についてはちらっとふれるだけにするつもりだったのに(笑
4話の頃に比べるとだんだん表現に磨きが掛かってきた感があります。
キャラの壊れっぷり、追い詰め方、いろんなところで読み手を圧迫してきます。
それに加えて、演出も……。音楽の使い方というか。サイコホラー万歳ω
ズームインのトランジションが多かったのはちょっと萎えですが。
アルファブレンドで残像付けてスピード感を演出するとよかったかも、こんな似非っぽいエフェクトじゃなくて。
そんなんがNSCRについてるかどうか知りませんがω
ノベルゲームでも描画エンジンは意外に重要だと思った次第です。
今回は純粋に楽しめたー!
さて、今後の展開に期待!